医療脱毛体験談

医療脱毛ぶっちゃけ体験 脱毛

私が過去に美容皮膚科で医療脱毛を経験しました。脇と足、腕のレーザー脱毛です。10年を経た今でも、ムダ毛は生えてこないし、大した肌トラブルもなく過ごせてます。

一番良かったのは、忙しい中、自分で脱毛するために掛けていた労力と時間を、他の事に使える点です!やって本当に正解だったと思います。医療レーザー脱毛を受けようかと悩んでいる人のために、私の体験談が参考になりましたら幸いです。

医療脱毛を受けるまでの経緯

高校の頃からムダ毛が気になり、脱毛したいと思うようになりました。手も足もムダ毛が多い方だったので。それよりも切羽詰まっていたのは脇のムダ毛。特に夏は隠しようがないので、生えてるのを見られたらホント恥ずかしいと思ったからです。

自己処理でトラブル発生

始めはワキ脱毛に市販の脱毛クリームをいろいろ使っていました。安価でお手軽ではあるものの、除毛効果と処理後の感じには不満が残ることが多かったです。数分間放置している時にクリームの匂いが気になったり、上手く取り切れなかったり、クリームは拭き取ってもかぶれたり・・・。

脱毛クリームは時間も手間もかかる、ということで次にやってみたのは電気シェーバー。これは放置時間も必要なく剃るだけだったので、短時間でできるのが楽でした。しかし、脱毛クリームよりも生えてくる期間がさらに短かかったので、その分処理の回数が増えていったのです。

そのうち、脇の下に不可解な腫れ物ができるようになりました。おそらく、電気シェーバーの使用により脇の下に傷ができ、そこからばい菌が入ったのでしょう。病院で診てもらうことになりました。

大事には至らなかったものの、カミソリやシェーバーの使用をこのまま再開すると、出来物がまた勃発しそう。だからと言って脱毛を止めてしまうと毛はすぐに生えてくる・・・。ということで脱毛クリームを再び使用するようになり、面倒に感じていました。

医療脱毛を決意する

クリームの手間と脇の下の肌荒れが気になってきて、どうしよう、と悩んでいたところ、知人がエステでワキ脱毛をやったという話を耳にしました。「全然生えてこないし、楽だし良かったー!」と喜んでいたので、私も興味がだんだん湧いてきたのです。

自分で情報を集め、色々なエステで脱毛ができることを知ったのですが、業者により効果に差があるように感じ、なかなか決め手に欠けていました。それで、知人が良いと評価していたエステで受けようかとも思ったのですが、そこは自宅から遠いし、と躊躇していました。そんな時、ちょうど自宅からアクセス便利な皮膚科でレーザー脱毛を行っていることが分りました。事前にいろいろ説明を聞いて、信頼できると感じたのでその皮膚科の医療脱毛を受ける事にしました。

この皮膚科で医療脱毛を受けようと思った最大の理由は、皮膚科専門の医師がチェックした上で、脱毛が行われるということ。特に私の場合、脱毛の自己処理によって皮膚にトラブルが起こったり出来物ができた経験があるので、もしもの時に医師に診てもらえるのは安心感があったからです。

料金については、エステに比べるとやはり高いな、という感想でしたが、私の住む地域にある他の医療機関と当時の相場と大体同じだったし、脱毛効果等、色々な条件を考慮して、この皮膚科で行うのが自分にとって一番いいかな、と決断しました。

ワキのレーザー脱毛

脇のレーザー脱毛を始めた時期は、4月初め頃でした。レーザー脱毛は、施術後に患部を冷やさなくてはいけないので、暖かい時期がいいと思いましたし、生理中はやらないようにしました。

ワキのレーザー脱毛の料金

料金は都度払いで、ざっくりですが両脇で一回の処置につき1万円でした。これを5回行ったので合計で5万円ということになります。今は、医療レーザー脱毛もずいぶん料金が安くなっていますね。

ワキのレーザー脱毛の回数

ワキの脱毛は、だいたい1ヶ月~1ヶ月半ぐらいの間隔で行われたかと思います。先生からは、「大体の人が5回で終わる」と言われ、私の場合も予定どおりに5回で完了ということになりました。始めに想像していたよりも簡単に終わったので感動でした。もっと早くやっていればよかった、と思うぐらいでした。

ワキのレーザー脱毛の受け方

先生からの説明で、レーザー脱毛を受ける前日に、カミソリで伸びたむだ毛を剃ってくるようにと言われました。実際のレーザー脱毛の施術は、その皮膚科の看護師が行いました。完全個室の中にベッドが一台置いてあり、他の患者さんから施術の様子は全く分からないようになっていました。また、この皮膚科では、特別に施術用の着替えなどは用意されていませんでした。ただ、事前の説明で、脇のレーザー脱毛の施術がしやすい服装で来てください、とのことだったので、私はいつも、脇の下がしっかり開いたキャミソールかタンクトップを着て行きました。

そして、実際の施術ですが、個室で上半身キャミソール姿になり、ベッドに横になります。アイマスクのような目隠しをさせられ、看護師が脇にレーザーを何度か照射していきます。初回の時は、照射する前は、「どれぐらい痛いのか」と少し恐怖でしたが。でも、初めて照射された時、ちょっと衝撃があったな、というか、確かに少し痛いかなあ、という程度の感想でした。後は、だんだん慣れていったので、痛みは正直あんまり感じなかったです。

レーザー照射が終わった後の患部は、いわゆる火傷状態になっているので、看護師が氷水で冷やしたタオルを当てて炎症を抑えた後、肌荒れを防止するクリームを塗りました。後でその同じクリームを渡され、自宅でも塗ってくださいと言われました。レーザー脱毛した後の入浴は避け、さっとシャワーで済ませました。

足と腕のレーザー脱毛

脇の脱毛があまりにも効果があり、簡単で仕上がりに満足したので、今度は足と腕の脱毛も始めようと決心しました。当初はワキの脱毛だけをやるつもりだったのです。実は、足とウデの脱毛の自己処理にも日々苦労していたため、良い医療機関も見つけたし、思い切って引き続き同じ美容皮膚科でお願いしよう、と思いました。

足腕のムダ毛自己処理に苦心

足と腕はもともと他人よりもムダ毛が多いなあ、とコンプレックスを抱えていました。ワキと同じように、最初は脱毛クリームを使っていました。でも、毛根が残るのですぐ生えてくるし、肌も荒れやすくなりました。

そこで、今度は脱毛テープを使うことにしました。これも安価な上、テープを貼って思いっきり剥がすと、一気にテープの面積分のムダ毛が毛根から取れるのです。上手くテープを剥がせた時は、きれいに脱毛できて感動でした。

でも、途中から挫折していまいました。手や足は範囲が広いので、何回もテープを貼らなくてはいけないし、カーブしているので上手く貼るのが難しい。そして剥がす手元が少しでも狂うと、ムダ毛を取り残してします。また一日に同じ場所に2度テープを貼ると肌が荒れるのでできない。結局脱毛がムラになって、いかにも脱毛しました、という仕上がりになってしまいました。その上、剥がす時がすごく痛い!痛みを我慢して剥がしても、ムダ毛が残っているのを見て、落ち込む時もありました。

その後、家庭用脱毛器を使用するように。これは、ムダ毛を巻き込んで抜くタイプのものでした。痛みはあるものの、脱毛テープほどではないし、少しずつ調整しながら毛を抜くので、取り残しがなく、これは一番長く続けられた自己処理です。しかし不満がなかったわけではありません。まず、まとまった時間が必要なこと。それから、根元から抜けるのは良かったのですが、抜いた後が赤くなり、鳥肌のようにボコボコになってしまうのです。そして、処理後は肌荒れ防止にと化粧水を塗っていたのですが、それがかえって合わなかったらしく炎症を起こす部分も出てきました。

手足の脱毛も睡眠時間を削りながら自己処理していたので、もし、レーザー脱毛で半永久的に生えてこないと、今までの苦労から解放される!そう思い、脇のレーザー脱毛に続き、手足の医療脱毛も同じ皮膚科クリニックで受けることにしたのです。

足・腕レーザー脱毛の料金

足は足首から太ももまで、腕は手首から肩までの脱毛でした。脇と同じく都度払いで合計して約100万ちょっとでした。足や腕は、ワキのレーザー脱毛よりも効果がなかなか出なく、予定していた回数よりも多くなったため、高額になりました。

足・腕レーザー脱毛の回数

腕・足のレーザー脱毛も、脇と同じ程度の1ヶ月半ぐらいの間隔で施術を受け、回数は7~8回、期間は、だいたい10ヶ月ぐらいでした。

足・腕レーザー脱毛の受け方

腕と足のレーザー脱毛も脇の時と同じ手順でした。腕も足も前日にシェービングをしていきました。そして服装は、腕の脱毛の時はキャミソールで、足の脱毛の時はショートパンツで施術を受けました。ベッドに横になり、看護師がレーザーを数回照射します。その後、火傷状態になった幹部を氷水につけたタオルで冷やし、肌荒れ防止のクリームを塗ってもらい、自宅ケア用のクリームをもらいました。施術時間は、脇よりの広範囲なので、長かったです。脱毛した日はお風呂に入らず、シャワーで済ませました。

レーザー脱毛の施術の後は、絶対に日焼けをしないように注意しました。脇はまだ隠しやすいけど、足や腕は、夏に日に当てないようにするのは暑くて大変でした。足の施術後しばらくはロングのパンツスタイルでした。また腕を隠すために夏でも屋外では長袖が必須で、屋内でも紫外線に当たりそうな場所では、長袖の羽織物を着ていました。

痛みについては、脇と同様、あまり感じませんでした。ただ、施術時間が長いので少し忍耐が必要になりました。それと、冷たいタオルで冷やされるとホントに寒かった!レーザー脱毛は、冬はできるだけやりたくないと思っていたのですが、回数を重ねるうち大寒の時期に突入してしまったのです。

足と腕のレーザー脱毛が脇の脱毛ほど順調に終わらなかった理由の一つ目が、この病院で使用していたレーザー脱毛の機械ではないかと思います。あとで調べて気づいたことですが、レーザー脱毛器にも種類があり、このクリニックではどうも「アレキサンドライト」を使用していたみたいです。この脱毛器は、脇毛などの剛毛が得意なようで、人にもよりますが足、腕のムダ毛のような柔らかい毛には効果が出にくいようです。

そして足腕脱毛が脇の脱毛より回数が必要だったもう一つの理由は、施術を担当した看護師の経験不足というのもあるかもしれません。単純に想像しても、脇の脱毛よりは腕や足の脱毛の方が高度な技術が必要ですよね。範囲が広いし、膝回りや肘回りなど凸凹しているし、カーブしている部分があるので。だけど、体毛がもともと薄くて少ない人でも、脇の脱毛処理はやらなくてはいけない人が大半だと思うので、脇のレーザー脱毛のお客さんの方が多く、足やウデの脱毛をする人が、このクリニックでは少なかったのではないでしょうか。

担当する看護師はずっと同じではなく、別の看護師が施術することもありました。なので、足腕脱毛の経験が少ない看護師の中でも、施術が上手な人とそうでない人がいました。上手でない看護師が施術した時は、終わった後にも部分部分にムダ毛が残っていたりしました。

その上手ではない看護師に何度も施術されたので、思い切って違う看護師にお願いしたいと医師に言ったこともありますが、要望はなかなか通りませんでした。こちらにしてみると、ムダ毛が残っていたり効果が出ないと、どんどん回数も増えてその分費用も掛かっていくので、不満が少しずつ出てきました。

そこで、取り切れていないムダ毛もあったけど、生えてこない部分の方が多かったので、まあこの辺で終わりにしようと医師との相談の上、終了しました。たとえ100%満足いかない結果でも、この程度なら自分で自己処理しても苦にならないな、と判断した段階で、です。

振り返ってみると、私の場合はレーザー脱毛を行っている期間でも肌トラブルは起きなかったです。やはり皮膚科医の診療の元で行われていたし、私も日光に当てない、などの指示された注意事項を守っていたこともあるでしょう。

そして、全ての医療脱毛を終了してから、半年ぐらい、まだ生えたままのムダ毛をレディースシェーバーで自己処理していました。ムダ毛が残っていると言っても、レーザー脱毛を行う以前よりは、何となくムダ毛に勢いがない感じでした。

シェービングを数回かやっているうちに、気がつくと段々ムダ毛も生えてこなくなり、最終的には全く生えてこなくなったのです!やはり、レーザー脱毛をやっただけ効果があったんだ、と感激しました。

医療脱毛の副作用について

一つだけ、副作用とは言えないかもしれないですが、脇のレーザー脱毛後、脇汗が目立つようになったような気がします。これは脇毛がなくなったからかもしれませんが。服の色によっては目立ったりした。恥ずかしくて悩んだ時もありますが、あまり気にしないようにしようと思いました。どうしても人目が気になるような場面に遭遇する時は、白、黒、黄色のトップスが脇汗が目立ちにくかったので、そのような服装にしていました。最近は、脇汗を緩和する対策もできるようになりました。

医療脱毛後の感想

レーザー脱毛の施術がすべて終わって10年が経ちましたが、脇と同様、足、腕共にまったく毛は生えてきません。肌のトラブルは、最初はちょっと敏感肌っぽかった(汗をかくとかゆくなったり、冬は乾燥しやすくなる)けれど、それも大したことでもなかったです。自己処理していた時の方が肌が荒れていたと思います。また、自己処理していた時のような鳥肌ボコボコ状態ではなく、すべすべの肌になりました。

ムダ毛にすごく悩んでいたので、それが解消できたのが本当にうれしかったです。夏はノースリーブの服や丈の短いボトム、そして水着も堂々と自信を持って着ることができるようになりました。

そしてムダ毛の処理に費やしていた時間とエネルギーを、自分のやりたいことに使えることがとても幸せ。本当に医療脱毛をやってよかったと常々思います。

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